床用塗料Floor

ボウジンテックスワンコートライン

強化コンクリート専用1回塗り区画線用塗料

塗料で区画線を引くことは、簡単に美観を整え安全性や効率を上げる方法の一つです。ワンコートラインは付着力と隠ぺい力に優れるため、一般的に付着しにくい強化コンクリート面に対して直接1回で塗装できる区画線用塗料です。
耐摩耗性、耐すり傷性にも優れているため、タイヤマーク・ヒールマーク等による汚染を防止し長持ちします。

用途

  • 各種工場、倉庫等で強化コンクリート面に対し簡単に区画線を引きたい床
  • 既存塗膜面に対し簡単に区画線を引きたい床
    既存塗膜の種類によっては塗装不可のものもありますので、詳細は適応既存塗膜をご覧ください。

大量の水および、熱水がかかる床面には不適です。また、屋外にも使用できません。

  • 一般工場・倉庫
  • 運搬車両使用工場
  • 屋内パーキング
  • 電気室・ボイラー室
  • 自動車修理工場
  • 機械工場
  • 化学薬品工場・印刷工場
  • 食品工場

特長

  • 強化コンクリート面に直接塗装可能
  • 隠ぺい性に優れるので一回塗りで仕上がる
  • 耐摩耗性、耐すり傷性に優れ長持ち
  • フォークリフト等の重量物OK

塗膜性能

試験項目 試験方法 結果
鏡面光沢度 JIS K 5600-4-7に準ずる。
ガラス板に塗付200μm,60度
95以上
引っかき硬度
(鉛筆法)
JIS K 5600-5-4に準ずる。
すり傷
F
耐摩耗性
(mg)(摩耗輪法)
JIS K 5600-5-9に準ずる。
摩耗輪CS-17荷重500g×2、1000回転
65±5
耐水性 JIS K 5600-6-1に準ずる。
水道水に7日間浸せき
異常なし
耐アルカリ性 JIS K 5600-6-1に準ずる。
炭酸ナトリウム5%水溶液に48時間浸せき
異常なし
耐酸性 JIS K 5600-6-1に準ずる。
硫酸5%水溶液に48時間浸せき
若干白化・艶引け
耐温水性 50℃温水に48時間浸せき 異常なし
ホルムアルデヒド
放散量
JIS K 5970  デシケータ法 0.12mg/L以下
F☆☆☆☆

塗装仕様

強化コンクリート面、および適応既存塗膜面
工程 使用塗料 希釈率 塗装方法 塗回数
(回)
塗付量
(kg/㎡/回)
塗面積
(㎡/缶セット)
可使時間
(23℃)
塗装間隔(23℃)
工程内 工程間 歩行可能
素地調整 強化コンクリート表面にワックス・油分・タイヤ跡・泥等の汚れがある場合、サンドペーパー付きポリッシャーを用いて除去する。その後ゴミ、埃等を丁寧に除去・清掃する。また劣化が激しく吸い込みが予想される強化コンクリートには下塗り材として強化コンクリート用プライマーⅡを使用する。クラック・不陸等がある場合は、強化コンクリート用プライマーⅡ塗装後にエポキシパテ等で充填する。
トップ
コート
ボウジンテックス
ワンコートライン
主剤 2.4kg
硬化剤 0.6kg
無希釈 ハケ
ローラー
1 0.3 10 60分以内 24h以上
完全硬化
2日以上

塗付量0.3kg/㎡より少ない場合、透けが発生します。また塗付量が多い場合は硬化不良や剥離に繋がりますのでご注意ください。
塗付量は条件により増減します。
表面強化剤などを施工したモルタル・コンクリートでは付着しない場合もございますので、あらかじめ事前テスト確認後、施工願います。
磁器タイルにも付着しますが、磁器タイルの種類によっては付着不良が発生しますので、あらかじめ事前テスト確認後、施工願います。
劣化した強化コンクリートでは置換発泡が発生するため、下塗りとしてボウジンテックス 強化コンクリート用プライマーⅡを塗装してください。

強化コンクリート面が劣化している場合の下塗り材
工程 使用塗料 希釈率 塗装方法 塗回数
(回)
塗付量
(kg/㎡/回)
塗面積
(㎡/缶セット)
可使時間
(23℃)
塗装間隔(23℃)
工程内 工程間 歩行可能
下塗り ボウジンテックス
強化コンクリート用
プライマーⅡ
主剤 9kg 硬化剤 3kg
0~5%
#2000
シンナー
ハケ
ローラー
1 0.14 86 1h以内 6h以上
48h以内

標準塗付量より少ない塗付量で塗り延ばすと付着性が著しく低下しますので、塗付量は必ず守って塗装してください。

カタログ・SDSダウンロード

  • SDSの2液型塗料は主剤と硬化剤、シンナーで種別があるものはセットで記載しています。
  • カタログは、文字のズレなどにより一部読みづらい箇所があります。あらかじめご了承ください。
  • 記載の内容は予告なく変更される場合があります。予めご了承ください。詳細につきましては最新カタログ・塗装仕様・SDS等でご確認ください。
  • カタログPDFデータを印刷する際、「統合中」と表示され印刷できない場合は、[印刷]→[詳細設定]の「画像として印刷」にチェックを入れて再度印刷をお試しください。