内外壁用塗料Wall

ユーロテックス

用途

●窯業系外装材各種
窯業系サイディングボード、複層仕上塗材、薄付け仕上塗材、波型スレート、コンクリート・ブロック塀、モルタル、コンクリート製擁壁、住宅基礎
●金属系外装材各種
金属系サイディングボード

特長

  • 撥水性…優れた撥水性を発揮し、雨筋汚れやさび汚れを防ぎます
  • 耐久性…独自のハイラジカル制御技術により、変色しにくい塗膜を形成します
  • 上品な完全艶消し…完全艶消しの落ち着いた仕上がりで上品な印象を与えます
  • 防カビ・防藻性…長期にわたり、カビや藻を防ぎます
  • 高い安全性…水系塗料のため、臭いはもちろん有害物質を揮発しません

塗装仕様

1. 新規塗装・改修塗装(コンクリート・モルタル素地)

テクスチャーをつける場合
工程 使用塗料 希釈率 塗装方法 塗付量
(kg/㎡/回)
塗回数
(回)
塗面積
(㎡/セット)
塗装間隔(23℃)
工程内 工程間 最終養生
素地調整 モルタル、PC、RC等の下地に付着しているレイタンス、土砂、ホコリ、油脂類は除去し、水分率5%以下(デジタル水分計)、pH10以下に管理する。欠け、不陸部分は樹脂モルタルであらかじめ補修する。
下塗り 水系Wシーラー
15kg
既調合 ハケ・ローラー 0.1~0.2 1 75~150 2h以上
下地調整材 リフレッシュフィラー
16kg
1~3%
(希釈水)
マスチック
ローラー
0.8~1.5 11~20 16h以上
上塗り ユーロテックス
15kg
5~10%
(希釈水)
ハケ・ローラー
0.12~0.16 2 47~62 2h以上 24h以上

エフロレッセンスの発生が懸念される場合は、下塗りに「2液マイルドウォールシーラー」を塗装してください。

テクスチャーをつけない場合
工程 使用塗料 希釈率 塗装方法 塗付量
(kg/㎡/回)
塗回数
(回)
塗面積
(㎡/セット)
塗装間隔(23℃)
工程内 工程間 最終養生
素地調整 モルタル、PC、RC等の下地に付着しているレイタンス、土砂、ホコリ、油脂類は除去し、水分率5%以下(デジタル水分計)、pH10以下に管理する。欠け、不陸部分は樹脂モルタルであらかじめ補修する。
下塗り 水系Wシーラー
15kg
既調合 ハケ・ローラー 0.1~0.2 1 75~150 2h以上
上塗り ユーロテックス
15kg
5~10%
(希釈水)
ハケ・ローラー
0.12~0.16 2 47~62 2h以上 24h以上

エフロレッセンスの発生が懸念される場合は、下塗りに「2液マイルドウォールシーラー」または「リフレッシュサフェーサーエポ」を塗装してください。
上塗りの色と下地の色の差が大きい場合は、隠ぺい不足となる可能性があるため、下塗りは「水系Wシーラー 白」をご使用ください。

2. 改修塗装(複層仕上塗材、薄付け仕上塗材)

テクスチャーをつける場合
工程 使用塗料 希釈率 塗装方法 塗付量
(kg/㎡/回)
塗回数
(回)
塗面積
(㎡/セット)
塗装間隔(23℃)
工程内 工程間 最終養生
素地調整 付着物(ゴミ、ホコリ、苔、カビ、油脂類)をワイヤーブラシ、皮スキ、タワシ、高圧洗浄機で丁寧に除去し、充分に乾燥させる。
下塗り 水系Wシーラー
15kg
既調合 ハケ・ローラー 0.1~0.2 1 75~150 2h以上
下地調整材 リフレッシュフィラー
16kg
1~3%
(希釈水)
マスチック
ローラー
0.8~1.5 11~20 16h以上
上塗り ユーロテックス
15kg
5~10%
(希釈水)
ハケ・ローラー
0.12~0.16 2 47~62 2h以上 24h以上

旧塗膜の劣化が軽度な場合は、「水系Wシーラー」は不要です。

テクスチャーをつけない場合
工程 使用塗料 希釈率 塗装方法 塗付量
(kg/㎡/回)
塗回数
(回)
塗面積
(㎡/セット)
塗装間隔(23℃)
工程内 工程間 最終養生
素地調整 付着物(ゴミ、ホコリ、苔、カビ、油脂類)をワイヤーブラシ、皮スキ、タワシ、高圧洗浄機で丁寧に除去し、充分に乾燥させる。
下地調整材 リフレッシュ
サフェーサーエポ
16kg
3~5%
(希釈水)
ハケ・ローラー 0.2~0.5

1

32~80 3h以上
4~6%
(希釈水)
エアレス 0.3~0.5 32~53
上塗り ユーロテックス
15kg
5~10%
(希釈水)
ハケ・ローラー
0.12~0.16 2 47~62 2h以上 24h以上

旧塗膜の劣化が軽度な場合は、「リフレッシュサフェーサーエポ」の他に「水系Wシーラー」も使用可能ですが、上塗りの色と下地の色の差が大きい場合は、隠ぺい 不足となる可能性があるため、下塗りは「水系Wシーラー白」をご使用ください。ただし、リシンには不適ですので、「リフレッシュサフェーサーエポ」を推奨します。

3. 改修塗装(窯業系サイディングボード) ※テクスチャーは変えられません。

旧塗膜の劣化が著しい場合
工程 使用塗料 希釈率 塗装方法 塗付量
(kg/㎡/回)
塗回数
(回)
塗面積
(㎡/セット)
塗装間隔(23℃)
工程内 工程間 最終養生
素地調整 付着物(ゴミ、ホコリ、苔、カビ、油脂類)をワイヤーブラシ、皮スキ、タワシ、高圧洗浄機で丁寧に除去し、充分に乾燥させる。
下地調整材 リフレッシュ
サフェーサーエポ
16kg
3~5%
(希釈水)
ハケ・ローラー 0.2~0.5 1 32~80 3h以上
4~6%
(希釈水)
エアレス  0.3~0.5 32~53 
上塗り ユーロテックス
15kg
5~10%
(希釈水)
ハケ・ローラー
0.12~0.16 2 47~62 2h以上 24h以上

光触媒・無機・フッ素系のものがコーティングされた基材や経年劣化していない基材には付着しない場合がありますので、付着性を確認の上、施工してください。
旧塗膜の劣化が軽度な場合は、「リフレッシュサフェーサーエポ」の他に「水系Wシーラー」も使用可能ですが、上塗りの色と下地の色の差が大きい場合は、隠ぺい 不足となる可能性があるため、下塗りは「水系Wシーラー白」をご使用ください。ただし、リシンには不適ですので、「リフレッシュサフェーサーエポ」を推奨します。

4. 改修塗装(金属系サイディングボード)

工程 使用塗料 希釈率 塗装方法 塗付量
(kg/㎡/回)
塗回数
(回)
塗面積
(㎡/セット)
塗装間隔(23℃)
工程内 工程間 最終養生
素地調整 さびの発生が進行していたり、割れ、はがれ等のある場合は、3種ケレンによりさびや死膜を除去する。 ゴミ、汚れ、油分を除去し、乾燥した正常な面にする。
下塗り 水系ハイエポン
主剤9kg 硬化剤6kg
5〜7%
(希釈水)
ハケ・ローラー 0.16~0.18 1 83~94 16h以上
7日以内
上塗り ユーロテックス
15kg
5〜10%
(希釈水)
ハケ・ローラー
0.12~0.16 2 47~62 2h以上 24h以上

光触媒・無機・フッ素系のものがコーティングされた基材や経年劣化していない基材には付着しない場合がありますので、付着性を確認の上、施工してください。
別途「エポックマイルド#2000」も使用可能です。
上塗りの色によっては3回塗装が必要な場合があります。

5. その他の下塗り材

エフロレッセンスの発生が懸念される場合(2液マイルドウォールシーラーは溶剤系の塗料となります。)
工程 使用塗料 希釈率 塗装方法 塗付量
(kg/㎡/回)
塗回数
(回)
塗面積
(㎡/セット)
塗装間隔(23℃)
工程内 工程間 最終養生
下塗り 2液マイルド
ウォールシーラー
主剤10kg 硬化剤1kg
既調合 ハケ・ローラー
エアレス
0.1~0.15 1 73~110 5h以上
7日以内

シーラーの吸い込みが激しい場合は、再度全面にシーラーを塗装してください。

難付着性サイディングボードの場合
工程 使用塗料 希釈率 塗装方法 塗付量
(kg/㎡/回)
塗回数
(回)
塗面積
(㎡/セット)
塗装間隔(23℃)
工程内 工程間 最終養生
下塗り 高密着シーラー
主剤 10kg 硬化剤 1kg
既調合 ハケ・ローラー
エアレス
0.1~0.15 1 73~110 5h以上
7日以内

光触媒サイディングの場合、上塗り塗料は必ず規定量を塗付していただき、塗りムラや透けないようにお願いいたします。

【塗装仕様上の注意事項】

雨水が集中して流れる箇所は(躯体を保護するために)、あらかじめ「水系Wシーラー」でタッチアップしてください。
軒天、上裏など水廻りが予想される場所にはリフレッシュフィラーを塗装しないでください。
クラック、剥離の原因となりますのでシーラー+上塗り(2回塗り)で仕上げてください。
塗付量に希釈水は含まれていません。塗付量は条件により増減します。
下地のテクスチャーパターンにより、上塗り3回塗りを必要とする場合があります。
シーラーの吸い込みが激しい場合は、再度全面にシーラーを塗装してください。
旧塗膜が弾性塗材で爪で押して弾性が残っている場合は塗装を避けてください。



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