床用塗料Floor

ボウジンテックスタフタイトU

環境配慮型、耐衝撃性、クラック追従性

ウレタン樹脂の優れた特性を引き出した、環境に優しく、硬質でかつ強靭さと耐久性を併せ持つ新しいタイプの塗り床材です。タフタイトUは耐衝撃性、耐擦り傷性、耐薬品性に優れ、各種工場・倉庫等のフォークリフト走行による過酷な使用で耐久性が求められる床に機能を発揮します。また、高硬度でありながら伸び弾性を備え、コンクリート床のクラック追従性があり、割れ防止を求められる食品工場・厨房等の床に最適です。

用途

  • 各種工場、倉庫、配送センター等の重量物運搬による耐久性を求められる床
  • 食品工場、食堂等の耐薬品性、耐汚染性、清潔を保つための割れ防止を求められる床
  • 自動車整備工場、機械工場等の工具・材料の落下による耐衝撃性を求められる床
  • 駐車場、通路等の車の走行で耐久性を求められる床
  • 運搬車両使用工場
  • 機械工場
  • 化学薬品工場・印刷工場
  • 食品工場
  • 自動車修理工場
  • 厨房
  • 屋内パーキング

特長

  • 特定化学物質や環境ホルモン(フタル酸系可塑剤)を含まない、人と地球にやさしい塗り床材
  • 高硬度でありながら柔軟性に富んだ塗膜で、衝撃に強く割れにくい
  • 高硬度でありながら、ヘアークラック等の小さなクラックに追従
  • ポリウレタン樹脂系でありながら、エポキシ樹脂系塗り床材に匹敵する高硬度を有する
  • 耐摩擦耗性および耐久性に優れるため、フォークリフト等重量物の運行にも長期間耐える
  • 仕上がりは継ぎ目がなく、光沢のあるカラフルな床面を演出
  • 耐酸性・耐アルカリ性に優れる
  • 刺激臭のある物質を含まないので、施工時・施工後も臭いが気にならない

塗膜性能

試験項目 試験方法 結果
鏡面光沢度 JIS K 5600-4-7に準ずる
ガラス板に塗付1,000μm,60度
85
硬さ JIS K 7215(NNK-009)
デュロメータータイプD
D72±2
付着強さ(N/㎟) NNK005 建研式接着試験器 2.5以上
(材料破壊)
耐衝撃性 NNK-002
鋼球落下式1kg×1m,30回
合格
耐摩耗性(mg)(摩耗輪法) JIS K5600-5-9に準ずる
摩耗輪CS-17 荷重500g×2,1000回転
45±5
引張強さ(N/㎟) JIS K 6251(NNK-008)に準ずる 20±1
破断時伸び(%) JIS K 6251(NNK-008)に準ずる 50±5
吸水率(%) JIS K 7209に準ずる 0.3以下
耐水性 JIS K 5600-6-1に準ずる
水道水に30日間浸漬
異常なし
耐温水性 JIS K 5600-6-1に準ずる
50℃温水に48時間浸漬
異常なし
耐沸騰水性 JIS K 5600-6-1に準ずる
沸騰水に2時間浸漬
異常なし
ホルムアルデヒド放散量 JIS K 5970  デシケーター法 0.12mg/L以下
F☆☆☆☆

NNK-◯◯◯:日本塗り床工業会試験方法

塗装仕様

流し延べ工法・平滑仕上げ(膜厚:約1.5mm)
工程 使用塗料 塗装方法 塗回数
(回)
塗付量
(kg/㎡/回)
塗面積
(㎡/缶)
可使時間
(23℃)
塗装間隔(23℃)
工程内 工程間 最終養生
素地調整 新打設のコンクリート面では、夏季30日以上、冬季40日以上養生乾燥させ、表面層の水分率5%以下(デジタル水分計)とする。表面層にレイタンスや緻密層があると付着不良の原因となるため、必ずポリッシャーまたはライナックス等で下塗りが含浸する下地面になるまで目粗しを行い、次いで丁寧に清掃する。既設コンクリート面では、油分・ゴミ・ホコリ・泥等を丁寧に除去・清掃し、充分乾燥させる。また、クラック・不陸等は下塗り工程後、あらかじめ同材料等で充填する。
下塗り ボウジンテックス強化シーラー16kg
ボウジンテックスフィラー2kg
ハケ
ローラー
1 0.14〜0.18
(フィラー含む)
100〜129 4h以上
24h以内
(下塗り
2回目)
ボウジンテックス強化シーラー16kg ハケ
ローラー
1 0.12〜0.16 100〜133 4h以上
24h以内
ベースコート
下塗り
ボウジンテックスタフタイトU
主剤14kg 硬化剤4kg 硅砂7号6kg
金ゴテ 1 0.5〜0.6
(硅砂含む)
40〜48 20分 12h以上
24h以内
ベースコート
上塗り
ボウジンテックスタフタイトU
主剤14kg 硬化剤4kg
金ゴテ 1 1.4〜1.5 12〜12.9 20分 16h以上
完全硬化
7日以上

下塗り工程において、下地の吸い込みがはげしい場合は、フィラーなしの強化シーラーを再度塗装して下さい。

流し延べ工法・防滑仕上げ(膜厚:約2.0mm)
工程 使用塗料 塗装方法 塗回数
(回)
塗付量
(kg/㎡/回)
塗面積
(㎡/缶)
可使時間
(23℃)
塗装間隔(23℃)
工程内 工程間 最終養生
素地調整 新打設のコンクリート面では、夏季30日以上、冬季40日以上養生乾燥させ、表面層の水分率5%以下(デジタル水分計)とする。表面層にレイタンスや緻密層があると付着不良の原因となるため、必ずポリッシャーまたはライナックス等で下塗りが含浸する下地面になるまで目粗しを行い、次いで丁寧に清掃する。既設コンクリート面では、油分・ゴミ・ホコリ・泥等を丁寧に除去・清掃し、充分乾燥させる。また、クラック・不陸等は下塗り工程後、あらかじめ同材料等で充填する。
下塗り ボウジンテックス強化シーラー16kg
ボウジンテックスフィラー2kg
ハケ
ローラー
1 0.14〜0.18
(フィラー含む)
100〜129 4h以上
24h以内
(下塗り
2回目)
ボウジンテックス強化シーラー16kg ハケ
ローラー
1 0.12〜0.16 100〜133 4h以上
24h以内
ベースコート
下塗り
ボウジンテックスタフタイトU
主剤14kg 硬化剤4kg 硅砂7号6kg
金ゴテ 1 0.5〜0.6
(硅砂含む)
40〜48 20分 12h以上
24h以内
ベースコート
上塗り
ボウジンテックスタフタイトU
主剤14kg 硬化剤4kg
金ゴテ 1 1.4〜1.5 12〜12.9 20分 12h以上
24h以内
防滑
仕上げ
ボウジンテックスタフタイトU
主剤14kg 硬化剤4kg
金ゴテ
ローラー
1 0.5 36 20分 16h以上
完全硬化
7日以上
上塗り塗装と同時に5〜6号硅砂(0.3〜0.4kg/㎡)を均一に散布し、直後にもう一度ローラーを転がす。

下塗り工程において、下地の吸い込みがはげしい場合は、フィラーなしの強化シーラーを再度塗装して下さい。

ペースト工法・平滑仕上げ(膜厚:約2.5mm)
工程 使用塗料 塗装方法 塗回数
(回)
塗付量
(kg/㎡/回)
塗面積
(㎡/缶)
可使時間
(23℃)
塗装間隔(23℃)
工程内 工程間 最終養生
素地調整 新打設のコンクリート面では、夏季30日以上、冬季40日以上養生乾燥させ、表面層の水分率5%以下(デジタル水分計)とする。表面層にレイタンスや緻密層があると付着不良の原因となるため、必ずポリッシャーまたはライナックス等で下塗りが含浸する下地面になるまで目粗しを行い、次いで丁寧に清掃する。既設コンクリート面では、油分・ゴミ・ホコリ・泥等を丁寧に除去・清掃し、充分乾燥させる。また、クラック・不陸等は下塗り工程後、あらかじめ同材料等で充填する。
下塗り ボウジンテックス強化シーラー16kg
ボウジンテックス フィラー2kg
ハケ
ローラー
1 0.14〜0.18
(フィラー含む)
100〜129 4h以上
24h以内
(下塗り
2回目)
ボウジンテックス強化シーラー16kg ハケ
ローラー
1 0.12〜0.16 100〜133 4h以上
24h以内
ベースコート
下塗り
ボウジンテックスタフタイトU
主剤14kg 硬化剤4kg 硅砂6号9kg
金ゴテ 1 2.0
(硅砂含む)
13.5 20分 12h以上
24h以内
ベースコート
上塗り
ボウジンテックスタフタイトU
主剤14kg 硬化剤4kg
金ゴテ 1 1.4〜1.5 12〜12.9 20分 16h以上
完全硬化
7日以上

下塗り工程において、下地の吸い込みがはげしい場合は、フィラーなしの強化シーラーを再度塗装して下さい。

ペースト工法・防滑仕上げ(膜厚:約3.0mm)
工程 使用塗料 塗装方法 塗回数
(回)
塗付量
(kg/㎡/回)
塗面積
(㎡/缶)
可使時間
(23℃)
塗装間隔(23℃)
工程内 工程間 最終養生
素地調整 新打設のコンクリート面では、夏季30日以上、冬季40日以上養生乾燥させ、表面層の水分率5%以下(デジタル水分計)とする。表面層にレイタンスや緻密層があると付着不良の原因となるため、必ずポリッシャー又はライナックス等でプライマーが含浸する下地面になるまで目荒らしを行い、次いで丁寧に清掃する。既設コンクリート面では、油分・ゴミ・ホコリ・泥等を丁寧に除去・清掃し、充分乾燥させる。また、クラック・不陸等はプライマー工程後、あらかじめエポキシパテ等で充填する。
下塗り ボウジンテックス強化シーラー16kg
ボウジンテックスフィラー2kg
ハケ
ローラー
1 0.14〜0.18
(フィラー含む)
100〜129 4h以上
24h以内
(下塗り
2回目)
ボウジンテックス
強化シーラー16kg
ハケ
ローラー
1 0.12〜0.16 100〜133 4h以上
24h以内
ベースコート
下塗り
ボウジンテックスタフタイトU
主剤14kg 硬化剤4kg 硅砂6号9kg
金ゴテ 1 2.0
(硅砂含む)
13.5 20分 12h以上
24h以内
ベースコート
上塗り
ボウジンテックスタフタイトU
主剤14kg 硬化剤4kg
金ゴテ 1 1.4〜1.5 12〜12.9 20分 12h以上
24h以内
防滑
仕上げ
ボウジンテックスタフタイトU
主剤14kg 硬化剤4kg
金ゴテ
ローラー
1 0.5 36 20分 16h以上
完全硬化
7日以上
上塗り塗装と同時に5〜6号硅砂(0.3〜0.4kg/㎡)を均一に散布し、直後にもう一度ローラーを転がす。

下塗り工程において、下地の吸い込みがはげしい場合は、フィラーなしの強化シーラーを再度塗装して下さい。

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  • SDSの2液型塗料は主剤と硬化剤、シンナーで種別があるものはセットで記載しています。
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