床用塗料Floor
フロアピアニは主剤にウレタン成分をもつ樹脂を採用し、硬化系は当社独自の2液硬化システム「SYSTEM M」で硬化させる床用塗料です。SYSTEM Mは非イソシアネート硬化系で、イソシアネート硬化系と比較し「安全・低毒性」で「長い可使時間」を実現します。
使い方
旧塗膜上のゴミ、ほこり、油脂類等は除去し、清浄な素地面にしてください。旧塗膜の種類により目粗しが必要です。
硬化剤に水道水を缶容量の9分目くらいまで(0.7kg)入れ、フタを締めてから缶を振ってよく攪拌します。
先ほど水道水を混ぜた硬化剤を主剤に入れます。
缶を30回以上ほど振りよく攪拌させます。※フタの締め忘れに注意‼※
皮スキやVカッターなどで天板を切って開け、塗装開始!
※冬季などの低温時に調合後の塗料粘度が高いと感じた場合は、水を500gまで追加できます。
(3.06kgセットの場合は100gまで)
用途
- 一般工場・倉庫
- 食品工場
- 機械室・ボイラー室
- 化学薬品工場・印刷工場
- 屋内パーキング
- 運搬車両使用工場
- 屋外パーキング
- 遊歩道・広場・サイクル広場
塗装仕様
旧塗膜面(平滑仕上げ)
工程 | 使用塗料 | 希釈量 | 塗装方法 | 塗付量 (kg/㎡/回) |
塗回数 | 塗面積 (㎡/缶(セット)) |
可使時間 (23℃) |
塗装間隔(23℃) | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
工程内 | 工程間 | 歩行可能 | ||||||||
素地調整 | 下地の汚れ・ゴミ・油分を除去し、必要に応じてサンダーにて目粗しを行う。 旧塗膜の死膜(膨れ・浮き・はがれ部)をケレンし、活膜だけを残す。ワックスが塗付されている場合は除去して充分乾燥させる。 |
|||||||||
下塗り | 水系ボウジンテックス シーラー 15kg |
無希釈 | ハケ ローラー |
0.10~0.13 | 1 | 115~150 | − | − | 2h以上 |
− |
上塗り | フロアピアニ 主剤 15kg 硬化剤 0.3kg |
0.7kg (希釈水) |
ハケ ローラー |
0.12~0.16 | 2 | 48~64 | 24h以内 | 2h以上 48h以内 |
− | 3h以上 完全硬化 2日以上 |
※冬季などの低温時に調合後の塗料粘度が高いと感じた場合は、水を500gまで追加できます。(3.06kgセットの場合は100gまで)
※可使時間は30℃の場合、18時間以内となります。
モルタル・コンクリート面(平滑仕上げ)
工程 | 使用塗料 | 希釈量 | 塗装方法 | 塗付量 (kg/㎡/回) |
塗回数 | 塗面積 (㎡/缶(セット)) |
可使時間 (23℃) |
塗装間隔(23℃) | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
工程内 | 工程間 | 歩行可能 | ||||||||
素地調整 | 新打設のコンクリート面では、夏季30日以上、冬季40日以上養生乾燥させ(モルタル面では夏季14日以上、冬季20日以上)、表面層の水分率5%以下(デジタル水分計)とする。表面層にレイタンスや緻密層があると付着不良の原因となるため、必ず、ポリッシャーまたはライナックス等で下塗りが含浸する下地面になるまで目粗しを行い、次いで丁寧に清掃する。既設モルタル・コンクリート面では、油分・ゴミ・ホコリ・泥等を丁寧に除去・清掃し、充分乾燥させる。また、クラック・不陸等は下塗り工程後、あらかじめエポキシパテ等で充填しておく。 | |||||||||
下塗り | 水系ボウジンテックス シーラー 15kg |
無希釈 | ハケ ローラー |
0.15~0.20 | 1 | 75~100 | − | − | 2h以上 |
− |
上塗り | フロアピアニ 主剤 15kg 硬化剤 0.3kg |
0.7kg (希釈水) |
ハケ ローラー |
0.12~0.16 | 2 | 48~64 | 24h以内 | 2h以上 48h以内 |
− | 3h以上 完全硬化 2日以上 |
※冬季などの低温時に調合後の塗料粘度が高いと感じた場合は、水を500gまで追加できます。(3.06kgセットの場合は100gまで)
※水系ボウジンテックスシーラーのかわりに「水系ボウジンテックスエポキシシーラーⅡ」を下塗りに使用するとより付着性が向上します。
※可使時間は30℃の場合、18時間以内となります。
モルタル・コンクリート面(防滑仕上げ)
工程 | 使用塗料 | 希釈量 | 塗装方法 | 塗付量 (kg/㎡/回) |
塗回数 | 塗面積 (㎡/缶(セット)) |
可使時間 (23℃) |
塗装間隔(23℃) | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
工程内 | 工程間 | 歩行可能 | ||||||||
素地調整 | 新打設のコンクリート面では、夏季30日以上、冬季40日以上養生乾燥させ(モルタル面では夏季14日以上、冬季20日以上)、表面層の水分率5%以下(デジタル水分計)とする。表面層にレイタンスや緻密層があると付着不良の原因となるため、必ず、ポリッシャーまたはライナックス等で下塗りが含浸する下地面になるまで目粗しを行い、次いで丁寧に清掃する。既設モルタル・コンクリート面では、油分・ゴミ・ホコリ・泥等を丁寧に除去・清掃し、充分乾燥させる。また、クラック・不陸等は下塗り工程後、あらかじめエポキシパテ等で充填しておく。 | |||||||||
下塗り | 水系ボウジンテックス シーラー 15kg |
無希釈 | ハケ ローラー |
0.15~0.20 | 1 | 75~100 | − | − | 2h以上 |
− |
中塗り | フロアピアニ 主剤 15kg 硬化剤 0.3kg |
0.7kg (希釈水) |
ハケ ローラー |
0.12~0.16 | 1 | 96~128 | 24h以内 | − | 2h以上 48h以内 |
− |
中塗り乾燥までに7~8号硅砂を0.1~0.3kg/㎡均一に散布する。 | ||||||||||
上塗り | フロアピアニ 主剤 15kg 硬化剤 0.3kg |
0.7kg (希釈水) |
ハケ ローラー |
0.12~0.16 | 2 | 48~64 | 24h以内 | 2h以上 48h以内 |
− | 3h以上 完全硬化 2日以上 |
※冬季などの低温時に調合後の塗料粘度が高いと感じた場合は、水を500gまで追加できます。(3.06kgセットの場合は100gまで)
※水系ボウジンテックスシーラーのかわりに「水系ボウジンテックスエポキシシーラーⅡ」を下塗りに使用するとより付着性が向上します。
※可使時間は30℃の場合、18時間以内となります。
<塗料に関する注意>
- ①フロアピアニの主剤と硬化剤を混合する際は、途中で缶を逆さにして振った方が効率よく混合できます。
- ②冬季等の低温時にフロアピアニ調合後の塗料粘度が高いと感じた場合は、水を500gまで追加できます。(3.06kgセットの場合は100gまで)
- ③水系ボウジンテックスシーラーは水系1液型アクリル樹脂のため、剥離に繋がるおそれがありますのでレイタンスを完全に除去してください。 また、水を垂らしても吸い込みが遅いような緻密面には不適です。
- ④水系ボウジンテックスシーラーと上塗り塗料との混合は絶対に避けてください。(混合するとゲル化します。)
- ⑤小分けして使用した水系のシーラーは元の石油缶には戻さないでください。
- ⑥シーラー塗装の際、吸い込みの激しい場合はシーラーを2回塗装してください。
- ⑦可使時間を超えた材料は塗膜物性が低下しますので、使用しないでください。
- ⑧2液型塗料の主剤と硬化剤は別々に密栓して冷暗所で保管してください。また、開栓後は早目に使い切ってください。
- ⑨水系塗料の保管は直射日光を避け、冬季には凍結させないよう3℃以上の室内で行ってください。
- ⑩材料の保管、取り扱いは消防法・労働安全衛生法に基づき充分な管理をお願いします。
カタログ・SDSダウンロード
- ※SDSの2液型塗料は主剤と硬化剤、シンナーで種別があるものはセットで記載しています。
- ※カタログは、文字のズレなどにより一部読みづらい箇所があります。あらかじめご了承ください。
- ※記載の内容は予告なく変更される場合があります。予めご了承ください。詳細につきましては最新カタログ・塗装仕様・SDS等でご確認ください。
- ※カタログPDFデータを印刷する際、「統合中」と表示され印刷できない場合は、[印刷]→[詳細設定]の「画像として印刷」にチェックを入れて再度印刷をお試しください。