屋根用塗料Roof

フッ素鋼板用プライマー

弱溶剤系2液型ポリウレタン樹脂さび止め塗料

用途

  • フッ素鋼板屋根の改修プライマー

※1 劣化していないフッ素鋼板には使用できません。
※2 フッ素樹脂ラミネート鋼板やPETラミネート鋼板等の特殊な鋼板には付着しません。
※3 フッ素鋼板には多種ありますので、必ずテスト施工で付着性を確認してから施工してください。

特長

  • フッ素屋根に対して密着性に優れています。
  • 鉛およびクロムフリーの無公害防錆顔料を使用し、かつ優れた防錆力(JIS K 5625以上)を有します。
  • 各種弱溶剤系上塗りが塗装可能です。

塗膜性能

試験項目 試験方法 品質基準 試験結果
付着性 JIS K 5600(クロスカット法 2mm幅) 分類0
ひっかき硬度 JIS K 5600(鉛筆すり傷法) HB
耐おもり落下性 JIS K 5600(デュポン式)500g×30cm×1/2∅ 異常なし
耐液体性 JIS K 5600(水道水 浸せき法)23°C×10日間 異常なし
耐中性塩水噴霧性 JIS K 5600 ソルトスプレー試験機 500h 異常なし

試験塗板:フッ素鋼板(耐水研磨紙#240にて表面研磨)
乾燥条件:23°C×7日間放置(耐中性塩水噴霧性の試験塗板は、冷間圧延鋼板を使用)

塗装仕様

上塗りがパワーシリコンマイルドⅡの場合
工程 使用塗料 希釈率 塗装方法 塗回数
(回)
塗付量
(kg/㎡/回)
塗面積
(㎡/セット)
可使時間
(23℃)
塗装間隔(23℃)
工程内 工程間 最終養生
素地調整 さびの発生が進行していたり、旧塗膜に割れ・はがれ等のある場合は、3種ケレンによりさびや死膜を除去する。
また、フッ素鋼板の劣化の程度が小さい場合は耐水研磨紙にて充分研磨(水が弾かなくなるまで)する。
その後、清掃・水洗・乾燥させてから塗装する。
下塗り フッ素鋼板用
プライマー
主剤14kg
硬化剤1kg
5〜15%(RMシンナー) ハケ・
ローラー
1 0.11〜0.15※1 100〜136 2h以内 4h以上
10日以内
15〜30%(RMシンナー) エアレス 0.15〜0.17※1 88〜100
上塗り パワーシリコン
マイルドⅡ
主剤14kg
硬化剤2kg
10〜20%(RMシンナー) ハケ・
ローラー
2 0.10〜0.12 67〜80 5h以内 4h以上
10日以内
16h以上
25〜35%(RMシンナー) エアレス 0.11〜0.13 62〜73

※1塗付量はグレーと赤さび色の塗付量です。白とサーモクリームを施工する場合は、以下の塗付量を参考にしてください。
ハケ・ローラーの場合:0.15〜0.17kg/m²/回
エアレス塗装の場合:0.17〜0.19kg/m²/回
塗付量にシンナーは含まれていません。塗付量は条件により増減します。

カタログ・SDSダウンロード

  • SDSの2液型塗料は主剤と硬化剤、シンナーで種別があるものはセットで記載しています。
  • カタログは、文字のズレなどにより一部読みづらい箇所があります。あらかじめご了承ください。
  • 記載の内容は予告なく変更される場合があります。予めご了承ください。詳細につきましては最新カタログ・塗装仕様・SDS等でご確認ください。
  • カタログPDFデータを印刷する際、「統合中」と表示され印刷できない場合は、[印刷]→[詳細設定]の「画像として印刷」にチェックを入れて再度印刷をお試しください。

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