内外壁用塗料Wall

ナノコンポジットフィラーN

特殊アクリル樹脂を使用し、付着性および既存塗膜の軽微なひび割れへの充填性等に効果を発揮する1液型の微弾性下地調整材

用途

  • ナノコンポジットW、ナノコンポジットF、ナノコンポジットW防藻+ 専用下地調整材
    各種仕上げ材の塗り替え時の下地調整、模様付け
    (適合旧塗膜)樹脂リシン、樹脂系スタッコ、吹付けタイル、単層弾性塗膜
  • 新設、無塗装のコンクリート・モルタル面の塗装時の下地調整、模様付け
    ※窯業系サイディングボードには施工できません。

特長

  • 下地の軽微なひび割れ等への充填性に優れ、付着性を向上させます。
  • 可とう性を有していますので、弾性系塗材を含め、各種既存塗膜の下地調整に適しています。
  • ローラーパターンを変えることで、多彩な意匠性を表現できます。
  • シーラー機能とフィラー機能の両方を兼ね備えているため、工程・工期の短縮ができ、経済的です。

塗装前の状態で明らかに雨掛かりで著しい汚染が見られる場合や部分的に塗膜の劣化が見受けられる場合は、その部分にナノコンポジットシーラーⅡをあらかじめ塗装してください。

塗装仕様

※ナノコンポジットF・ナノコンポジットW防藻+につきましては別途上塗り製品カタログをご参照ください。

工程 使用塗料 希釈率 塗装方法 塗回数
(回)
塗付量
(kg/㎡/回)
塗面積
(㎡/缶)
塗装間隔(23℃)
工程内 工程間 最終養生
素地調整 (塗り替えの場合)
付着物(ゴミ、ホコリ、苔、カビ、油脂類)をワイヤーブラシ、皮スキ、タワシ、高圧洗浄機で丁寧に除去し、充分に乾燥させる。
(新規塗装の場合)
モルタル、PC、RC等の下地に付着しているレイタンス、土砂、ホコリ、油脂類は除去し、水分率5%以下、pH10以下に管理する。
欠け、不陸部分は樹脂モルタルであらかじめ補修する。
下塗り ナノコンポジットシーラーⅡ
15kg
無希釈 ハケ・ローラー 1 0.1〜0.2 75〜150 2h以上
中塗り ナノコンポジットフィラーN
16kg
1~4%
(希釈水)
マスチック
ローラー
1 0.8〜1.2 13〜20 16h以上
上塗り ナノコンポジットW
15kg
4~8%
(希釈水)
ハケ・ローラー 2 0.12〜0.18 42〜63 2h以上 24h以上

雨水が集中して流れる箇所は(躯体を保護するために)、あらかじめナノコンポジットシーラーⅡでタッチアップした後、再度全面にシーラーを塗装してください。
下地のテクスチャーパターンにより、上塗り3回塗りを必要とする場合があります。
塗付量に希釈水は含まれていません。塗付量は条件により増減します。
旧塗膜の劣化が少ない場合は、ナノコンポジットシーラーⅡを省くことができます。

カタログ・SDSダウンロード

  • SDSの2液型塗料は主剤と硬化剤、シンナーで種別があるものはセットで記載しています。
  • カタログは、文字のズレなどにより一部読みづらい箇所があります。あらかじめご了承ください。
  • 記載の内容は予告なく変更される場合があります。予めご了承ください。詳細につきましては最新カタログ・塗装仕様・SDS等でご確認ください。
  • カタログPDFデータを印刷する際、「統合中」と表示され印刷できない場合は、[印刷]→[詳細設定]の「画像として印刷」にチェックを入れて再度印刷をお試しください。

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