乾式洋瓦の塗装仕様

工程 使用塗料 希釈率 塗装方法 塗回数
(回)
塗付量
(kg/㎡/回)
塗面積
(㎡/セット)
可使時間
(23℃)
塗装間隔(23℃)
工程内 工程間 最終養生
素地調整 劣化塗膜、剥離塗膜、脆弱なスラリー層等をデッキブラシ、ワイヤーブラシ、皮スキ等を用い、手作業で除去する。
最後に高圧洗浄(吐出圧力12MPa{120kgf/cm2}程度)で完全に清浄な被塗面にする。
脆弱なスラリー層が残った場合は、シーラーの付着不良を起こす可能性がありますので完全に取り除く。
下塗り エポック
マイルドシーラー
主剤10kg
硬化剤1kg
無希釈 ハケ
ローラー
1(〜2)※3 0.15~0.20 55~73
(28~37)
8h以内 5h以上
7日以内
確認

シーラー塗装後、ガムテープ等で付着性を必ず確認してください。
1.テープに着色スラリー層が付着する場合は、再度シーラーを塗装してください。
2.テープに旧塗膜が付着する場合は、塗膜の膨れ、剥離、およびリフティングが発生する場合があります。
再度ケレン作業を行い付着不良の旧塗膜を除去後、再度シーラー塗装してください。

上塗り ルーフマイルドSiR
主剤14kg
硬化剤2kg
5〜20%
(RMシンナー)
ハケ
ローラー
2 0.12〜0.15 53〜67 4h以内 4h以上
10日以内
16h以上
20〜30%
(RMシンナー)
エアレス 0.13〜0.16 50〜62

※3 基材表面が著しく劣化している箇所はエポックマイルドシーラーを2回塗りしてください。
冬季はエポックマイルドシーラーの乾燥が遅れます。塗料溜まりが出来ないよう2回以上に分けて塗装し、上塗りは翌日以降にシーラーの乾燥を確認後、行ってください。
塗付量にシンナーは含まれていません。塗付量は条件により増減します。
発泡した場合はルーフマイルド用ローラー調整剤を主剤1缶に対して100cc添加してください。
塗料希釈は塗料用シンナーAの種類によって適合しないものがあります。その場合は、RMシンナーをご使用ください。寒冷地の場合はRMシンナーを推奨します。